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   2008年 10月31日    15号 高知釣技会   (高知県)
芭蕉も驚く!
磯の一句
 愚痴言える 家のママより 店のママ ※季語なしの川柳かもしれません
執筆・詠み人:中村 恭邦

 磯の思い出(ご安全に...) 武者泊・ヤッカン(ナダレ)の巻  釣行記・コラム


私は「高知県磯釣連盟」に加盟する「高知釣技会」のクラブ員であるが、賛助会員として「土佐おまつりクラブ」にもお世話になっている。以前は「土佐一水会」の賛助会員としてお世話になっていた事もある。「土佐一水会」はホームグランドを武者泊として春にはヤッカンへよく通っていた。

もう何年前になりますか?、「土佐一水会」の皆さんと一緒にヤッカンのナダレへ渡磯していた時のお話。

私は船付きあたりで足元のグレを狙っていました。底物組はステンレスで出来た足場の上で竿を構えていましたが私の方からは見えません。

その日は少し波気もありましたが、私のポイントに影響は有りませんでした。渡磯して一時間ほど過ぎた頃、底物組が居るステンレスの足場付近から「土佐一水会」の会長の叫び声が。

門田が落ちたぞ〜〜〜〜〜ッ。

右の方を見ると磯の角から門田さんが流れて来ます、すぐさま磯の上からクーラーボックスを投げ込み「つかまれエ〜〜〜ッ。

門田さんはクーラーボックスの方へ泳ぎ無事つかまる事が出来ました。しかし、御存知の様に西海は潮の流れが速い、見る見る目の前を門田さんが通過していきます。

すると私の横で底物竿を握っている山本さんが私に向かって「この仕掛けならつかまれば流されずに済むだろう!」と言うと沖へ向けて竿を振った。

勢い良く飛んでいく仕掛けを見てギョッとした、大きなオモリ、その先には元気なウニまで付いている。沖を流される門田さんは飛んでくる仕掛けを捕まえるどころか・・・避けた!

山本さんはと言うとリールをクリクリ巻いて二投目の準備をしている。流される門田さんは、おでこの前で腕を交差させ×を作り「やめてエ〜〜〜〜。」と叫んだまま中泊まで流されて行き見えなくなってしまった.....。

20分ほどして渡船が来て「どっちへ行った?」と聞くと磯の上に居る全員が中泊の方を指差したが、まったく見えない。渡船はエンジンを全開にして中泊の方へ救助に向かった.....。

30分ほどしてびしょ濡れになった門田さんを乗せて戻ってきたが、門田さん一人を港へ戻すのも気の毒なので全員が船に乗り込み撤収となった。

 帰りの船の中、寒さに震える門田さんに「どんどん流されている時、怖かったやろう?」と訊ねると「ウニの付いた仕掛けが飛んできた時が一番怖かった。」と言っておりました。それを聞いた山本さんは何も無かったかのように船の後を刻む航跡をジッと見ていた....。


 釣場・釣り方・エサ・渡船などの解説  釣場への行き方(交通)
費用など
○ヤッカンは西海屈指のA級磯、沖の磯の中で最も沖合いにあり、一発大物勝負の釣り場。


○底物は磯の周囲がポイント、上物は満ち潮で北の船着き、ヒナダン、ナダレは引き潮釣り場。ワレは両潮ともに良い。


○非常用にロープを持っていると良い。
・高知市から愛媛県愛南町武者泊漁港まで車で約3時間半
・港から釣場まで約20分

無料駐車場あり。

    地図で見る

渡船
 AB屋渡船、なぎさ渡船、こんやなど。まつや渡船は現在運行していない。

 費用
渡船料         6,000円
弁当代           500円
エサ代         2,000円位