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   2008年 10月22日 14号 土佐大潮磯釣クラブ  (高知県)
芭蕉も驚く!
磯の一句
 又今日も まだ見ぬ主に 胸焦がす ※季語なしの川柳かもしれません
執筆・詠み人:松本 寛

  尻手ロープは確実に...      大月町古満目・ヒラバエの巻        釣行記・コラム

 1975年創立。今年で33年目を向かえるが、熟年の粋に達した釣師が未だ現役で活躍している高齢者社会を代表する釣りクラブである。
主に、高知県磯釣連盟や四国磯釣団体連合会、西日本磯釣協議会の大会日程に合わせクラブ例会を5回/年開催し親睦と釣行を楽しんでいる。
 片島、中泊、武者泊、西泊、所かまわず釣行前夜に県連会長(B役氏)指導のもとバーベキュー&鍋料理で人様の迷惑など考えず大騒ぎしているグループはたぶん、土佐大潮の可能性大だと思う、間違いない。
 飲むだけでは無く33年間も釣りクラブとして運営しているとそれなりに釣果も有るもので、イサキ、ヒラマサ、真鯛、アイゴ、青舞鯛は高知県磯釣連盟の大物記録魚として登録されている。(平成17年度までの記録)中でも青舞鯛に関しては四国磯釣団体連合会の大物記録となっている。
かなり平均年齢の高い釣クラブですが、若手クラブ員30歳台もおりますので(20歳は現在居りません)興味のある方はご連絡ください。(事務局:松本まで)

 さて、釣行コラムであるが、今回は四国磯釣団体連合会の大物記録として登録されている「青舞鯛」実寸85.7cm、拓寸89.3cmの大捕り物のお話。時は平成16年6月13日、西日本磯釣協議会大会における古満目「ヒラバエ」での出来事。
 ヒラバエに渡礁しているメンバー全員が60オーバー(魚のことではナイゾ?)。平均年齢63歳の4人(クジとは恐ろしいもので、この日はたまたま高齢者が集まってしまった)が、何やら「ワイワイ、ガヤガヤ」と騒がしいのがこちらの磯からも見て取れた。
 誰か海に転落でもしたのか? 竿でも落としたのか?....(年齢を考えると心配だ)。携帯電話で確認するとフカセ釣りの竹M氏がなにやら大物とやり取りしているとの事。事故では無いと分かり一安心、ホッと胸を撫で下ろす。
 捕り物と前記したのには訳があり、匠の技を駆使してやっとの思いで浮かせた外道(青舞鯛)があまりにも大き過ぎて「玉網」に入らない。ハリス2.5号では到底どうする事も出来ず、ただただ耐えているだけの状態であった。
 そこで、老練の彼らは考えた。「頭と尾と両方からすくうたらどうじゃろうか?」...、「そりゃ〜、えい考えや。ヨッシャ〜。」と誰が名付けたか?玉網2本作戦を二人がかりで試みた。だが、何とかすくってはみたもののあまりの重さで陸に引き上げられない....クッ。
 と、そこに登場するのが底物師の田M氏。「ワシにまかせちょき。」底物仕掛けで「玉網」の枠を引っ掛け、掛け声一発「オリャ。」と無事陸揚げとなった。パチ、パチ、パチッ。横たわる青舞鯛を囲み「こじゃんと太い青タンじゃねや。まあ〜良かった、良かった。」で終わる筈だった。
 ....が、この話には続きがあった。
 難題を無事解決し英雄気取りの底物師の田M氏、この後釣り座に戻り仕掛けを投入して、チョット余所見をしている間に「ガチャ、ガチャ、ドッポン」と音がした。振り向くとナント竿は一直線に海中にダイブしている。そこは年季の入った底物師、素早く尻手ロープ(多分?)を掴み「ヨイショ。」と引き寄せたのだが、ロープの先には水汲みバケツが...???。
ありゃ〜あ。こりゃ〜いかん。」先ほどの青舞鯛捕り物大作戦の際に尻手ロープを外していたことをスッカリ忘れてしまっていたのだった。
 「しもう〜た。バッタリいた。ワ、ワシの竿が....」、ガクッ、と肩を落とす田M氏。さっきの青舞鯛の連れ合いの仕返しか?、はたまた本物の仕業か?。
 その真実は永遠に解き明かされることはないであろう...ムッ、無念。
 強者どもが夢の跡!
 釣場・釣り方・エサ・渡船などの解説  釣場への行き方(交通)
費用など
・高知市から高知県大月町古満目まで車で約3時間
・古満目漁港から釣場まで10〜20分

港周辺に無料駐車場あり
岸壁に駐車可

渡船
 安岡、泉、濱岡の3業者でA、B、Cの3コースをローテーションで運営しているので、釣行前に予約が必要。

     地図案内はここ

 費用
渡船料   3500 円
弁当代    500 円